コーヒーは普段あまり飲みません、実家でもコーヒーを飲む習慣がなかったので大人になるまで遠い存在でした。すると何を飲んでいたの?というと、お茶でした。緑茶、番茶、ほうじ茶、煎茶、小さいころから家では温かいお茶を飲む習慣がありました。しかし一人暮らしが始まり、親元から離れたとたんに冷たい麦茶しか飲まなくなり、、つまり自分で淹れるのが面倒だったんですね。笑
それから月日は流れ、自分の家族を持つようになり、リビングでのんびり過ごす時間も増えました。そんな頃に、高橋みどりさんと一緒にお仕事をしているときに淹れてもらったお茶がおいしくって。ささっと大げさじゃなく、日常の中にあたりまえのように存在する温かいお茶。ああ、こうして気軽に家でおいしいお茶を淹れられたらなぁ、そんな気持ちがムクムク沸き上がってきました。お茶を淹れること、その時間も大切にすること、みどりさんからたくさんの大切なことを教わった気がします。
今回の取材はカメラマンの山本くんがフィルムで撮ってくれています、わやらかく味わい深い写真とともにお楽しみください。