〈つくり方〉

1　枝豆は、熱湯で茹でる、または蒸して（3分）、実を取り出す。
2　【A】のにんにくとパクチーの根もとは粗めのみじん切りにし、白こしょう粒と合わせ、すり鉢でペースト状にする。（すり鉢がなければ、包丁で細かくたたく）
3　たれのにんにくを細かいみじん切りに、他の材料と小鍋に入れて火にかけ、軽く沸いたら火からおろす。
4　ボウルに豚ミンチ、1の枝豆とみじん切りしたパクチーの茎、【A】、【B】を入れてよく混ぜる。（始めはゆるくても、だんだん粘りが出てまとまってくる。）
5　ワンタンの皮の中心に、4をティースプーン1杯強くらいのせる。三角に折り、上から軽く押す。（やや平らにする）残りも全て同じように包む。
6　高温だとワンタンの皮の周りがこげやすいので、はじめはやや低温の油で、ワンタンが鍋の中で重ならない量を入れ、中温に上げる。浮いたら裏返して10秒ほど揚げたら取り出す。
7　6を器に盛り、レモンのくし切り、パクチーの葉、たれを添える。

※【A】のパクチーの根もとは根から茎までの間を指します。
※ 食べるときは、ワンタンにレモンを絞り、たれをかけ、好みの量のパクチーの葉といただきます。

after talk

ヒキタアズミ

かえるさんがエスニック料理をつくるイメージが今までありませんでした！昔、京都でタイ料理を習っていたことがあるんですね。なんだか意外で、どんな味になるんだろうってワクワクしました！

かえるちゃん

タイ料理って、和食や他の料理に比べて調味料の分量がややアバウトになっても、ちゃんとタイ料理！っていう味でおいしくできるでしょ？（笑）だから好きでよく作るんだ～。

ヒキタアズミ

なんと！かえるさんからアバウトという言葉が出てくることも意外ですが、あまり細かく考えず、簡単にできる料理は主婦や子育てママの強い味方です！

かえるちゃん

そしてこのレシピのポイントはなんと言っても「パクチー」ですね！わたしは昔、あまり好きじゃなくて、いつからか大好きな味に変わったタイプだけど、2人はどうかな？

ヒキタアズミ

わたしもかえるさんと同じタイプです！でも、実は編集長が苦手で、、。今回レシピを決めるときも悩んでいましたが、かえるさんの作るパクチー料理ならおいしい！と勝手に根拠のない自信をもっていました。（笑）

かえるちゃん

パクチーは独特な香りが苦手な人もいるもんね、、でも今回はあえてその香りをうまく料理に使って、パクチーが好きな人も苦手な人もおいしく食べられる1品になるように頑張ってみたいと思います！

ヒキタアズミ

お願いします！さっそく、かなり香りの強いパクチーの根もとが出てきましたね。葉や茎はよく目にしますが、根もとも料理に使えるんですね。

かえるちゃん

パクチーは捨てるところがない野菜と言われています。根もとは一番香りが強いので、にんにくと白こしょうと一緒に擦り合わせてお肉に練り込んだり、オイルに入れて香りを移したりと、色々使えるよ。

ヒキタアズミ

具材を用意すれば、あとはボウルで混ぜるだけという簡単さも嬉しいですね！そして包むときは、餃子と違って半分に折るだけでいいんですね！？簡単～！

かえるちゃん

包むときは水を使わず、具をのりのように包めばきちんとくっつくよ。茹でるのではなく揚げるので、形も崩れにくいからピッタリついてなくても大丈夫なのです。

ヒキタアズミ

なんと、これまた簡単ですね。さあいよいよ揚げますが、揚げるときワンタンのように薄い生地だと火加減が難しいイメージが、、失敗しないコツなどありますか？

かえるちゃん

最初から強火だと、具のない周りだけが先に揚がって色が変わってしまうので、始めは弱火、すこし経ったら中火に上げていきましょう。鍋の中で重ならない量を1度に揚げる目安にすることも大事ですね！

ヒキタアズミ

油の中で浮いてきて、写真の色（10枚目）くらいになったら揚がった合図ですね！わたしの感覚では思ったより薄い色でしたが、ちゃんと火が通っていて、ワンタンが固くなりすぎない絶妙な揚げ加減でした。

かえるちゃん

たれは、タイ料理によく出てくる甘いものではなく、甘さひかえめにしました。たれだけを舐めると結構濃いめだけど、ワンタンと合わせると丁度いいでしょう？

ヒキタアズミ

はい！本当に味のバランスが最高でした！具の旨みとレモンの酸味、ワンタンの香ばしさがパクチーの独特な味と香りとうまく調和して、「これはパクチー革命だ！」と編集長もバクバク食べていました！（笑）

かえるちゃん

よかった～！実は食べるまでドキドキだったので嬉しい。（笑）パクチーが好きな人は、生のパクチーの葉を乗せて食べれば、よりパクチーを感じられておいしく食べれますよ。