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「お料理上手」

凝った料理に時間をかけて作るのも楽しいけど、
ささっと準備して、ぱぱっと料理ができる人は
〝お料理上手〟な印象がありませんか?
小堀さんに習ったこのレシピはサイト史上最速の一品。
そしてそのおいしさに驚きました!


スペシャルゲスト  濱津和貴

〈用意する材料〉 2〜3人分

・豚バラ薄切り肉 250g
・らっきょう(甘酢のもの) 12~15粒

【A】
・醤油 小さじ2
・酒 大さじ1
・黒胡椒 少々

・太白ごま油 大さじ1/2
(サラダ油でも可)
・黒胡椒 適量

〈つくり方〉

1 豚肉は3~4センチ幅に切り、【A】をもみこむ。
2 フライパンに油をいれて強めの中火で熱し、豚肉をくわえて炒め、火が通ったら火をとめる。
3 たて半分、斜め薄切りにしたらっきょうを加えて均一になるように混ぜる。
4 器に盛り付け、黒胡椒をふる。


after talk


アズミ
今回のフォーライフキッチンは、小堀紀代美さんにお家ごはんを習いました!主宰されている料理教室LIKE LIKE KITCHENとFOR LIFE KITCHEN、なんだか屋号の響きが似ていませんか?(笑)よければ由来など教えてください。

小堀さん
たしかに読んだ時のリズムが似ていますね。(笑)屋号の由来は大好きなハワイにあるLIKE LIKE HIGHWAY(リケ リケ ハイウェイ)という高速道路を間違えてライク ライクと読んでいて、いつか何かで使いたいと眠らせていたんです。

アズミ
なんと! 読み間違いから生まれていたのですか。小堀さんの愛される人柄を現しているような、ほっこりした秘話ですね。そこにKITCHENを付けたのは、どんな思いからでしょう?

小堀さん
キッチンは家の中心という風に考えていて、そこにLIKE(好きな人)とLIKE(好きなもの)が集まる場所を作りたかったんです。作る人も食べる人も食を通じて喜びを感じられる、そんな場所があったら素敵でしょう?

アズミ
はい、わたしたちもLIFEという言葉にたくさんの意味を込めて、その中心がキッチンでありたいと名前を付けました。とても親近感を感じます!

アズミ
ちなみにわたしは小さい頃から結婚するまでキッチンに立ったことがなかったのですが、小堀さんはどんな幼少期、青春期を過ごされていましたか?

小堀さん
実家は洋菓子店で忙しかったので、小さい頃の私は近所の商店街の人たちによく可愛がってもらっていました。誰かの家でご飯をご馳走になったり、手作りの惣菜や肉屋のコロッケ、魚屋で捌いてもらうお刺身が身近にありましたね。

アズミ
なるほど、その頃から自然とおいしいものに触れていたんですね。小堀さんがご自身で料理を始めたのはいつ頃でしたか?

小堀さん
高校生の頃から食べるのが好きな女子10人くらいが集まってご飯を作っていたり、18歳で上京してからは自炊生活でした。気になった料理本を買って、おいしそうと思ったらとりあえず作ってみて、よく友人が狭い部屋に食べに来てくれていました。

アズミ
凄い! 類は友を呼ぶと言いますが、まさにそこから小堀さんの料理家人生はスタートしていたのですね。あ、スタートといえばそろそろ料理も教えてもらわなくては……(笑)

小堀さん
そうでしたそうでした、まず1品目は豚バラ肉とらっきょうを使ったとても簡単にできる炒め物になります。本当にすぐに完成するからビックリすると思いますよ。

アズミ
下味を付けたお肉を炒めて、切ったらっきょうを合わせたら終わり。ですもんね!フォーライフキッチン史上最速かもしれません。作る工程でポイントとなる点などありますか?

小堀さん
らっきょうの切り方は斜め薄切りにしましょう。炒める時に豚バラ肉とよく絡んで、食べる時も口に運びやすくなります。

アズミ
らっきょうを火を止めてから入れるのも、シャキッと感を残すためとらっきょうの酸味が飛びすぎないようにする大事なポイントでした。

小堀さん
豚バラ肉を選ぶ時も、ほどよく脂身がある方が脂身から出る甘みとらっきょうの酸味が合わさっておいしくなると思います。

アズミ
やわらかい豚バラ肉とシャキシャキしたらっきょうの食感バランスもいいですね。この組み合わせは絶対においしいだろうな~と思っていましたが、ひと口食べて想像の斜め上を超えて行きました!

小堀さん
材料は少なくて、つくり方も簡単だけど「お料理上手」になった気分にさせてくれる1品でしょう? ぜひ男性の方にも作ってもらいたいですね。

アズミ
そうですね、さっそく休日の夫ご飯に期待したいと思います。次回はこれまた絶品の「小堀さんの肉じゃが」を習った様子をご紹介しますので、お楽しみに!

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