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「もっちりフワフワ」

焼いたパンともどこか違う、
フワフワしてて、もっちりとしたあの食感。
昔から蒸しパンが好きでした。
なんとなくおやつのように食べてきたけど、
こんなにも食事に合うなんて!


かえるちゃん  山本康平

〈用意する材料〉 (小さめ5個分)

・クリームチーズ 30g
・卵 1個
・三温糖 30g
(または好みの砂糖)
・豆乳(無調整) 大さじ3
・オリーブ油 大さじ1

【A】
・薄力粉 100g
・ベーキングパウダー 大さじ1/2
・塩 小さじ1/4強

〈つくり方〉

1 鍋にさらしか布巾を敷き、耐熱容器を置く。容器がかぶるくらいの水を注いで耐熱皿をのせ、水で濡らして固く絞ったさらしか布巾でしっかり包んだ蓋をして、強火にかける。
2 ボウルに卵を割り入れて泡立て器で軽く混ぜ、三温糖を加えて白っぽくなるまで混ぜる。
3 豆乳、オリーブ油を順に加えながら泡立て器で混ぜる。
4 【A】を合わせてふるいながら加え、ゴムべらでさっくり混ぜる。
5 クリームチーズをちぎって、トッピング用にいくつか残して加え、さっくり混ぜる。
6 型に紙をしき、生地を型の8分目まで入れる。5のトッピングに残したチーズを生地の上に散らす。
7 蒸気が上がった1を弱火にし、6を並べ入れ、蓋をして強火で10分ほど蒸す。
8 竹串を刺して何もつかなければ出来上がり。火を止めて型から出し、紙カップごと網にのせて粗熱を取る。

※今回は蒸し器のない家庭を想定して作りました、蒸し器を使用してもおいしく作ることができます。
※用意するものは、60mlのカップケーキ型、型よりひと回り大きい耐油・加熱可の紙カップをそれぞれ5個(マドレーヌ型などでもよい。紙カップをしいておくと、型から取り出しやすい)
※慣れたらチーズはお好みのものでもOK、その際はチーズの塩気によって塩の量を増減して調整しましょう。


after talk

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ヒキタアズミ
前回ご紹介したポトフに写っている、コロンとしたおいしそうなものは?とたくさんの方から聞かれました。実はあれ、蒸しパンなんです!

かえるちゃん
はい、ポトフに合わせるものとしてチーズ蒸しパンを作りました。蒸しパンはおやつのイメージもあるかもしれませんが、スープとの相性もとてもいいんです。
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ヒキタアズミ
パンとも違うあのもちもち食感に、クリームチーズの塩気が効いていて、本当にポトフとよく合っていました!

かえるちゃん
今回は、家に蒸し器のない方でも簡単に作れるようにお鍋を使いました。このセッティングを覚えたら、いろんな蒸し料理にも応用できますよ。
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ヒキタアズミ
固くしぼった布で蓋を包むテクニックが勉強になりました。こうすることで、蒸気がポタポタと鍋の中に落ちにくくなるんですね!

かえるちゃん
蒸しパンを並べ入れる前に、鍋の水が十分にあるか確認するのも大事。鍋底にさらしか布巾を敷くのも、蒸している間に中の容器がカタカタと揺れない為なのでお忘れなく。
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ヒキタアズミ
この蒸しパン、とにかく簡単に作れちゃうんです!準備をしたらすぐにできるので、朝起きて「パン買ってなかった~」なんて時にもいいですね。

かえるちゃん
そうなんです、簡単なのでいくつかのポイントだけおさらいしておきましょう。まずスープなどおかずにも合うように、油分はバターではなく風味もあるオリーブオイルを使います。
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ヒキタアズミ
はい、チーズとの相性もバツグン!つくり方に混ぜる工程が何度か出てきますが、注意点などありますか?

かえるちゃん
卵を混ぜるときはミキサーを使わず、泡立て器で十分なのでしっかりめに。ゴムべらに持ち替えたら、生地が潰れないようさっくりと混ぜることを意識しましょう。
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ヒキタアズミ
そして、蒸し始めたら途中では開けないこと!!が蒸しパンをおいしく作る大事なポイントでしたね。

かえるちゃん
そうなんです、蒸し中に開けてしまうとうまく膨らまないので、中が気になっても今回の分量なら最初の10分は開けない!と決めてみましょう。
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ヒキタアズミ
使用する型の大きさや深さによって蒸し時間はすこし変わってくるので、あくまで目安となる10分ですね。うちは同じようなサイズのシリコン型があるので使ってみたいと思います。

かえるちゃん
シリコン型なら紙カップはいらないかもしれませんね、蒸しあがったらある程度冷まして型から外すようにしましょう。
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ヒキタアズミ
スープやおかずと、もちろん朝食やおやつにも、家族みんなで作っても楽しい1品になりました。ぜひポトフとも合わせて作ってみてください!

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