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「皮にもひと味足してみて」

みんなで一緒に作る餃子って楽しい。
せっかくだから皮から作ってみましょう、それも少し工夫して
具材と同じ味を練りこんでみたりして。
焼き餃子もいいけど、暑い日には水餃子がぴったり。
粉にまみれてわいわい、この時間も美味しい秘訣。


中山智恵  濱津和貴

● 合わせる献立は、ゴーヤとズッキーニのナムル、みょうがのさっぱり和え、枝豆ごはん

〈用意する材料〉 約 20 個分

餃子の皮
・強力粉、薄力粉 各 60g 
・トマト 1/2 個
・打ち粉 適量

餃子のあん
・豚挽き肉 120g
・トマト 1/2個
・長ねぎ 5~6㎝
・しょうが 1片
・バジル 1〜2枚

【A】
・酒、ごま油 各小さじ1
・醤油 大さじ1
・打ち粉 適量

〈つくり方〉

〈皮のつくり方〉
1 ボウルに粉をふるい入れる。トマトは皮ごとすりおろし、種をこしたトマトの汁(大さじ4程度)を数回に分けて入れ、指で混ぜ合わせる。
2 粉気がなくなるまで掌を使ってこね、耳たぶより少しかためになったらひとまとめにし、ぬれぶきんをかぶせて 20~30 分ねかせる。
3 台の上で生地をなめらかになるまでこねた後、生地を半分に分け、直径2㎝くらいの棒状に伸ばし、それぞれ 9~10 等分に切り分ける。
4 軽く打ち粉をした台の上で1切れずつ親指で押しつぶしてから、めん棒などで直径7~8㎝の円形にのばす。

〈餃子のつくり方〉
1 トマトは種と汁のみを取り出し、挽き肉、塩少々(分量外)と一緒にボウルに入れて混ぜ合わる。
2 1のボウルに【A】とみじん切りした長ねぎ、しょうがを加えてなじませ、最後に粗みじん切りにしたトマトの果肉とバジルを軽く混ぜ合わせる。(トマトの皮が気になる場合は、皮をむいてから粗みじん切りにする)
3 皮にあんをそれぞれ小さじ1ほどのせ、好きな形に包み、縁を指先でつまんでしっかりくっつける。
4  鍋にたっぷりの湯を沸かし、3を適量入れてひと呼吸してからひと混ぜし、餃子が浮かび上がってふっくらしたら差し水をする。
5 再び湯が沸騰した後1分半程ゆでて取り出し、さっと水にくぐらせてから器に盛る。


after talk

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ヒキタアズミ
餃子を皮から作ったことはなかったので、皮から作る?って聞かれた時すこしドキッとしました。(笑)でも習ってみたらぜんぜん難しくなくて楽しかったです!前もって準備しておけば、みんなで集まったときとかも楽しめますね。

ちえちゃん
餃子ってみんなでわいわい包むイメージがあるでしょう?だから皮作りもみんなでやると楽しいよ!市販の皮も便利でいいけど、自分で作ると皮自体にも色味をつけられて、餃子の幅も広がります。
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ヒキタアズミ
皮をのばした後に置いておくと乾燥してしまうから、事前の皮の仕込みは練ってひとまとめにするまで、水餃子を包むのはゆでる直前!というのも大事なポイントですね。

ちえちゃん
切り分ける前のねかせる時間は長くなってしまっても大丈夫。生地がなじむので、扱いやすくなります。長くねかせる時はラップをして冷蔵庫に入れましょう。
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ヒキタアズミ
今回はサッパリと水餃子でしたが、この形もかわいらしいですね。トマトを皮に練りこんでいるので色もほんのりピンクできれい。

ちえちゃん
すこの形は韓国ではポピュラーで、「マンドゥ」っていいます。普通の餃子を包むように半月形にして、その両端を合わせるように留めて円形にしたもので、縁起のよい形とも言われているよ。
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ヒキタアズミ
餃子にしっかりと味がついているので、そのまま食べても美味しかったけど、ラー油をたらすと味と香りがぐっと引き立って大満足の1品でした!

ちえちゃん
サイドに酢を使ったみょうがの和え物を添えたので、餃子にお酢はつけずに和え物と一緒に食べてみてほしいです。程よい酸味とサッパリ感が増して、夏の暑い日にもぴったり。

 hitokoto 

水分量は様子をみて。

餃子に限らず、粉を混ぜる料理やお菓子はたくさんあります。
実は、季節や粉の保存状態によって
加える水分量は微妙に変わってきます。
まずは半分を混ぜて、様子を見ながら加えていきましょう。

 one point 

餃子の皮から作るの?それはちょっと、、と思ってしまうのは少し勿体ないかもしれません。みんなでわいわい皮から作れば、その時間も美味しい調味料になりますよ。もちろん市販の皮を使っても OK。
打ち粉はまずまな板とめん棒に軽くふりましょう。皮に直接つけすぎるとダマになってしまうので注意。丸く伸ばすときは棒状から切り分けた切り口に打ち粉をつけ、その面を上にして端を回しながらめん棒で押し伸ばすと、真ん中が薄くならず均等に仕上がります。その日の気分で葉もの(モロヘイヤやシソなど)を刻んで生地に混ぜても美味しいですよ。

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