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「爽やかな辛みの本格派」

中華と聞いて思い浮かべる料理、いろいろありますよね。
でも家で作るとき、決まった調味料と決めつけていませんか?
今回、豆板醤の代わりに入れるのはゆず胡椒!
そして欠かせないのはビターな立役者、マーマレードジャム!
プリップリの海老で、爽やかなエビチリができました。


中山智恵  濱津和貴

● 合わせる献立は、とろとろ炒り卵、茄子とピーマンの肉味噌風

〈用意する材料〉 2人分

・殻付き海老 6~8尾
・しょうが 1片
・にんにく 1片
・長ねぎ 1/2 本
・ゆずこしょう 小さじ1/2 ~1
・水溶き片栗粉
(片栗粉大さじ1/2 水大さじ1)
・サラダ油 適量
・塩ゆで豆苗 適量

【A】
・塩、胡椒、酒 各少々
・卵白 大さじ1 
・片栗粉 大さじ1
・サラダ油 小さじ1

【B】
・トリガラスープ 150cc
・トマトケチャップ 大さじ3
・マーマレード 大さじ1/2
・酒 大さじ1
・砂糖、塩、胡椒 各少々

〈つくり方〉

1 しょうが、にんにく、長ねぎはみじん切りにする。海老は尾の一節を残して殻を剥き、背に包丁で切り込みを入れて背わたを取り除く。
2 海老をボウルに入れ、塩、片栗粉、水各少々(分量外)を加えて揉み込み、汚れが浮き立ってきたら水で洗い流して水気をふく。
3 ボウルに海老と【A】を順に入れて揉み込み、卵白が泡立ってきたら片栗粉を加えて混ぜ、最後にサラダ油を加える。
4 フライパンに油を熱して 3 を入れ、強めの火で表面を焼き付けるように両面を焼き、取り出す。
5 同じフライパンに少し油を足し、にんにく、しょうがを加えて炒め、香りがしてきたら【B】を加え、ひと煮立ちしたら長ねぎとゆずこしょう、4 を戻し入れて軽く煮る。
6 仕上げに水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、好みでごま油適量(分量外)をまわしかけ、
ゆでた豆苗とともに器に盛る。


after talk

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ヒキタアズミ
豆板醤を使わないエビチリ、って聞いたときから興味津々でした!いままでありきたりの調味料でつくったことしかなかったので。でも本当にジャンを使ったような辛さがあって、そこに合わさる爽やかな酸味が美味しかったです!

ちえちゃん
豆板醤とゆず胡椒、どちらも原料に唐辛子が使われているのです。ゆず胡椒にマーマレードのビターな甘味を重ねて、チリはチリでも香りも引き立つようなイメージにしてみました。
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ヒキタアズミ
マーマレードジャムを料理に入れるのってなんだか勇気がいりましたが、とってもいい仕事してくれるんですね!海老の下準備は「パッタイ」の時にも教わりましたね、こうして復習できるのも嬉しいです。

ちえちゃん
今回の海老は、後で煮るために両面をしっかり焼き付ける!ところがポイントです。でもそのまま焼くと海老の身が固くなってしまうので、衣をまとわす感覚で卵白でコーティングしてあげましょう。海老の旨味が閉じ込められ、ソースの絡みもよくなりますよ。
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ヒキタアズミ
それと、にんにくとしょうがって先に炒めたくなりがちですが、海老を焼き付けるときに焦がしてしまうんですね。すこし考えれば分かりそうなことも、先入観で料理してしまっているのかも!

ちえちゃん
長ねぎを入れるタイミングもそうですね。にんにく、しょうがと一緒に炒め合わせると、香りと風味が増して「コク」になりますが、今回のように後で入れると、ねぎの軽く火が通ったまろやかな風味や食感を味わえるので、料理によって使い分けましょう。
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ヒキタアズミ
メインが濃いめの味付けのときはサイドにシンプルなものを添えると、箸休めにもなるし、綺麗な色が入る事で見た目も華やかになりますね。一緒に食べると美味しいサイドってステキです!

 hitokoto 

水溶き片栗粉の必勝法

使う機会は多いはずなのに、雰囲気で入れてしまうから
毎回とろみの加減が変わってきちゃいます、、
そんな人は片栗粉 1 に対して水を 2 の割合に決めましょう!
これなら火を止めなくてもあまり失敗しませんよ。

 one point 

ご飯のお供ってなんとも言えない美味しさと、どこか心がほっとする魅力がありますよね。今回サイドに登場した 茄子とピーマンの肉味噌風がとっても美味しかったので、こちらで紹介したいと思います。つくり置いて常備しておけば色々な料理のお供にもなってくれますよ。

茄子とピーマンの肉味噌風(1~2 食分)
●なす 1本 ●ピーマン 2個 ●青しそ 3枚【A】 ●味噌 大さじ 1~1 と 1/2 ●砂糖 大さじ1 ●酒 大さじ2 ●サラダ油 大さじ1

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