「お茶のある日常」
外はだんだんと冬の気配になってきましたね。
夏のあいだに冷たい飲みもので溜めこんだ体の冷えは、
秋から冬にかけて表に出てくると言われています。
時間をかけて丁寧に淹れたお茶を口にふくんだら
ほっと一息、心も体も温まることでしょう。
おいしいお茶の淹れ方
2016.11.11
● 合わせたお茶菓子は、羊羹
〈用意する材料〉 湯のみ約 8 杯
・お茶の葉 6g
・たっぷりのお湯
〈つくり方〉
1 お盆に急須、湯のみ、湯こぼし(私は片口を使用)、茶葉、テーブルスプーン(茶葉の計量に使用、このスプーン1杯で約 6g を目測しておく)など必要なものをセットする。
2 たっぷりの湯を沸かす。
3 急須、湯のみに湯を注ぎ、温めておく。
4 急須の湯を湯こぼしに移し、茶葉をテーブルスプーン1杯入れる。(先に湯のみを温めたお湯を使うことで熱々で飲まない煎茶の場合、丁度いい温度になります)
5 茶葉がひたひたになるくらいに湯こぼしの湯を注ぎ、蓋をして 2~3分蒸らす。
6 茶葉がすっかり湯分を含み、色も鮮やかに変化したら、湯のみの湯を急須に移し、蓋をして1分ほど蒸らす。
7 均等の濃さに淹れるため、湯のみを往復して少しずつ注ぐ。
※最後の一滴まで注ぎきることが大事。急須に湯が残っていると茶葉が開ききってしまい2煎め、3煎めをおいしく淹れることができなくなります。
after talk
ヒキタアズミ
ヒキタアズミ
ヒキタアズミ
ヒキタアズミ
one point
お茶を淹れる道具といえば急須、といっても形や大きさなど色々な種類がありますよね。みどりさんはコーヒーが苦手で、お茶全般が好きなタイプ。なので急須もつい気になり買っているうちに、たくさん集まってきたそう。ここではみどりさんの今よく使っている急須をご紹介します。
写真:急須、左の白泥の急須(以前台湾で購入した中国茶用)から右回りに、宝瓶(ホウヒンと読みます/ 森岡光男)、急須(森岡光男)、梨皮急須大平丸(水野博司)、お盆は栓横卓上挽き目盆(佐竹康宏)。
お盆も、こうしてお茶を淹れるための盆として、あるいはお酒をいただくときの盆、朝ごはん用のお膳としても使えます。急須とあわせて、自分好みのものを探してみてください!