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「副菜から主菜に変身」

以前フォーライフキッチンで紹介した、新生姜の炊き込みごはん。
そのときの副菜で登場していた、茄子といんげんの煮物を
主菜としてアレンジしてもらいました。
豚しゃぶが加わることで 1 品で大満足のおかずに変身!
心も体もほっとするやさしい味をいただきます。


たまちゃん  山本康人

● 合わせる献立は、山形風だし、焼きかぼちゃ、ごはん

〈用意する材料〉 2人分

・茄子 4個 
・いんげん 8 本
・豚しゃぶ肉 200 グラム
・出汁 300cc
・サラダ油 適量
・生姜汁 少々

【A】
・醤油 大さじ2
・味醂 大さじ2
・砂糖 小さじ2 
・酒 大さじ1

〈つくり方〉

1 茄子は縦半分に切って、皮目に斜めに 3mm 幅の切り込みを入れ、水につけてあく抜きをする。いんげんは半分に切る。
2 鍋にサラダ油を入れ熱し、水気をよく切った茄子を入れて炒め、全体に油がまわったら、出汁と【A】を入れて中火~中弱火で煮る。
3 すこし煮たらいんげん入れ、茄子がやわらかくなるまで煮る。
4 茄子といんげんを鍋から出し、残った煮汁に生姜汁を入れて、豚しゃぶを中火で煮る。
5 茄子、いんげん、豚しゃぶを盛り付ける。


after talk

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ヒキタアズミ
前に作ってもらった茄子といんげんの煮物、美味しかった~。なので、お肉を加えて主菜にしてみる?って提案してもらって、そうそう!そういうアレンジが知りたかったんです!と喜びました。
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たまちゃん
同じ味付けのおかずでも、お肉や魚を足したり引いたりするだけで主菜にも副菜にも変身できちゃうんです。簡単なことだけど、おかずのバリエーションが増やせるよね。
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ヒキタアズミ
茄子は夏から初秋が旬の季節ですよね。たまちゃんは近所の農家さんから買っているそうですが、スーパーなどで茄子を選ぶポイントなどありますか?
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たまちゃん
黒くて光沢があり、シワのないもの。それとヘタが元気なものを選ぶといいですね。夏の茄子は瑞々しいので、煮たときにやわらかくなりやすいよ。ちなみに秋の茄子は実が締まって味わい深くなります。茄子は解熱効果もあるから、残暑厳しい時におすすめです。
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ヒキタアズミ
薄切り肉は、煮立つ寸前くらいの火加減で煮るとしっとりやわらかく仕上がるんですね。これはとても大事なこと!豚しゃぶサラダや、他の料理の時もお肉のしっとりやわらか具合を気にしたいです。
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たまちゃん
もうひとつ、副菜の山形風だしからのポイント!オクラのネバネバには、糖の吸収を抑える働きがあります。水分と混ざることでネバネバは更に増すので、山形風だしのような食べ方は体にもいいですね。
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ヒキタアズミ
副菜といえば、焼きかぼちゃも!弱火でじっくり焼いて、塩つけて食べるってシンプルなのにホントにおいしい!弱火でじっくりだからその間にほかの支度ができるし、主婦には助かります。

 one point 

山形の郷土料理に「だし」というものがあります。いわゆる出汁とは違い、夏野菜と香味野菜を細かくきざみ調味料であえた1品。今回、副菜にたまちゃんが出してくれた「オリジナル山形風だし」がとっても美味しかったので、こちらで紹介します。白いご飯にのせて食べるのはもちろん、豆腐やそうめんにかけても美味しいですよ!

●オクラ 4 本 ●モロヘイヤ 1/2 袋 ●ミョウガ 3個 ●きゅうり 1本 ●ポン酢 適量

1、オクラ、モロヘイヤは、それぞれさっと茹でて細かく刻み、ボールにいれる。 2、ミョウガ、きゅうりも細かく刻み、ボールにいれ、ポン酢を入れてよく混ぜる。

※他にも、長芋、茄子、大葉、生姜などを入れてもおいしく作れます。

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